酵素法による機能性素材製造の生産性向上に向けて、digzyme、松谷化学工業株式会社と共同研究開発契約を締結
株式会社digzyme(本社:東京都港区、代表取締役 CEO:渡来 直生、以下「digzyme」)、松谷化学工業株式会社(本社:兵庫県伊丹市、以下「松谷化学」)は、共同研究開発契約を締結したことをお知らせいたします。
digzymeは、バイオインフォマティクスによる酵素開発をコア技術とする東京工業大学発のスタートアップです。独自の解析基盤を有しており、多種多様な酵素の探索や改良を短期間で行うことができます。2023年度末より本格的に食品産業向けにも酵素開発基盤を構築してきております。
松谷化学は、1919年創業の加工でん粉や機能性素材の総合メーカーです。「自然の植物から生まれた澱粉で豊かな生活を支えます。」を経営理念に、澱粉加工のパイオニアとして、新規機能性素材の研究開発・製造・販売において国内外をリードする存在となっています。
本共同研究では、松谷化学が開発した機能性素材の製造に用いられる酵素に改変を加えることで生産性向上を目指します。digzymeが独自のプラットフォーム技術を用いて酵素の改変体デザインし、松谷化学がその評価・実証を行います。
今回の共同研究の結果によっては、将来的に、松谷化学の実際の製造プロセスでの実証を行う予定です。また、その他さまざまな製品の生産性向上のための取り組みも視野に入れています。
松谷化学工業株式会社ホームページ:https://www.matsutani.co.jp/